割と体調のいい朝。
子どもを保育園に送ったあと、ずっと気になっていたパン屋へ足を運んだ。
朝の清々しい空気と、焼きたてパンの香りに心も踊る。
「どれにしようかな」とワクワクしながらパンを選ぶ時間って、なんだか特別で、ちょっとした贅沢。
家に帰って、ほっと一息ついてから、いざ食べようと開けた。
クランベリーのベーグルを割ってみる。目に入ったのは、ベーグルの中に練り込まれた黒い一本の髪の毛……。思わず固まる。
「え……まじか〜、まさかのこのベーグルに?」
行ってみたかったパン屋🥐だっただけに、ガッカリ感はひとしお。
でも、ここで勇気を出して電話したり、ベーグルを持って店に行く気力はどうしても湧かない。
小心者の私には、それは高すぎるハードルだった。
結局、その日はモヤモヤを抱えたまま。
食欲も半分、心の中には“ああ、こういうこともあるよね…”という諦めの気持ち。
結構高かったし‥‥。あー、
誰かに話せば笑い話になるかもしれないけれど、ひとりで黙ってモヤモヤを抱えるのも、どこか日常のリアルな感覚だったりする。
ベーグル食べたかったなあー、心の中はちょっと苦い。
結果、モヤモヤを抱えたまま次の日に。
ちっちゃな出来事だけど、共感してくれる人がいたら、救われるような気がする。
切迫早産で自宅安静の中、子育てや、妊娠中の出来事かいたり、欲しいもの、買ってよかったもの紹介したりしてます。
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